代名詞とは
名詞の代わりとして人や物などを指し示す働きをするのが代名詞である。
The boy is running. He is my friend.
Heは、前の文の The boy を指し示している。
格
人称代名詞では、「私」を表す場合でも文の中での働きによって異なる単語があり、
文の中で主語になるものを「主格」、目的語になるものを「目的格」、名詞の前について所有を表すものを「所有格」という。
【例文】
I study English after dinner. 私は夕食後に英語を勉強する。
Kenji always helps me. ケンジはいつも私を助けてくれる。
This is my computer. これは私のコンピュータです。
主格
文の中で主語になる代名詞を主格といい、日本語では「〜は、〜が」、英語の肯定文では文頭にくる。
私は I、 あなたは you、 彼は he、 彼女は she、 それは it 私たちは we、 あなた達は you、 彼らは・彼女らは・それらは they
例
I like music. 私は音楽が好きだ。
She is from Hokkaido. 彼女は北海道出身だ。
We play soccer after school. 私たちは放課後サッカーをする。
Do you watch TV? あなたはテレビを見ますか。
所有格
名詞の前について「〜の」という意味を表す。
単独では使わず、必ず名詞とセットで使う。
私の my、 あなたの your、 彼の his、 彼女の her、 それの its 私たちの our、 あなたたちの your、 彼らの・彼女らの・それらの their
例
This is my bike. これはわたしの自転車だ。
Your brother is very tall. あなたのお兄さんはとても背が高い。
Ken knows our teacher. ケンは私たちの先生を知っています。
※ 所有格は必ず名詞とセットで使う。(単独では使えない)
my father, your book, their countryなど
目的格
文の中で目的語になる。日本語にすると「〜に、〜を」などと訳すことが多い。
私を(私に) me、 あなたを(あなたに) you、 彼を(彼に) him、 彼女を(彼女に) her、 それを(それに) it 私たちを(私たちに) us、 あなたたちを(あなたたちに) you、 彼らを・それらを(彼らに・それらに) them
例
Yumi knows us. ユミは私たちを知っています。
Ms. Green teaches me English. グリーンさんは私に英語を 教えてくれます。
所有代名詞
所有格+名詞 を指し示す。 日本語では「〜のもの」を表す。
私のもの mine、 あなたのもの yours、 彼のもの his、 彼女のもの hers 私たちのもの ours、 あなたたちのもの yours、 彼らのもの・彼女らのもの theirs
例
This bike is mine. この自転車は私のものです。
→このときのmine は my bike を表している。