リスニングの問題ができないのは
1. 語彙(知っている単語の量)が少ない
2. 文法知識が足りない
3. 英単語の正確な発音を知らない
4. 音が聞き取れない。
というのが主な原因です。
単語の数、文法知識
当たり前ですが知らない単語は聞いてもわかりませんし、文法の知識が足りなければ文の意味がわかりません。
文を読んでもわからないものを聞いてもわからないのは当然です。
特に中学レベル・高校入試レベルの基本的なリスニングでは聞き取り以外の英語力が占める割合が多いといえます。
リスニング上達にもしっかりと単語や文法の練習をすることも不可欠です。
単語の正確な発音
単語を憶えるときに音声を聞かずに練習していると不正確な発音で憶えてしまうことがよくあります。
単語を「ローマ字読みで憶えてる」とか、日本語の中に外来語として入ってきている言葉を「カタカナで憶えている」など。
たとえば 『Asia』 この単語の発音を「アジア」と思っているとリスニングで聞いたときに「えいじゃ」が
何のことかわかりません。
単語を憶えるときには最初に発音(できればネイティブ)を聞いて、自分でもそれをまねて何度も発音してみることが必要です。
ネット上の無料辞書(yahoo辞書、goo辞書)などでも単語の発音が
聞けますし、無料アプリもあります。
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そして単語練習は、周りに人がいなければ自分で発音しつつノートに文字を書いて練習、人がいて声を出せない状況なら
頭の中で発音しながらノートに文字を書いて練習しましょう。
聞き取り練習
上記の2つがしっかりできていれば基本レベルのリスニング問題には対処できるようになりますが、 スピードが速くなるにしたがって音が聞き取れなくなってきます。 これは速度についていけないこともそうですが会話の中では単語と単語の音が連結してよりいっそう聞き取りづらくなっているのです。 このスピード、リダクションに慣れるためには聞き取り練習がかかせません。 聞き取る教材としては教科書本文のCD、さらに上を目指したい人なら イングリッシュ・アドベンチャーなどのリスニング教材が有効です。 何といっても語学は毎日続けて練習することが大切です。飽きないように工夫して毎日続けると3ヶ月くらいで結果に結びついてきます。