高校入試の問題は長文が中心ですが、長文読解を苦手とする中学生も多いようです。
なぜ長文問題が苦手なのか。
長文問題が解けない理由には
・問題文を読まない
・時間内に読めない
・読んでも内容が理解できない
などがあげられます。
長文は読み慣れていないと読むのにとても時間がかかります。
読むのに時間がかかると全体の意味の把握がしづらくなり、さらにテストなどでは時間内に読み終えることができないこともあります。
そのためテストの長文は全部読まずに答えているという中学生も少なくありません。
それでも解ける問題もあるのですが、だんだんレベルが上がるにつれて読解力の差が大きく影響してくるようになります。
長文問題を解くときの注意点
長文問題を解くときに問題文を日本語に訳す必要はありません。できるだけ英語のまま全体の意味を把握できるようにしましょう。
英語→日本語→イメージ ではあまりに時間がかかりすぎますし、全体の意味を把握するのも難しくなります。
さらに全体の意味を把握するときにあまり細かいことにこだわらず1つや2つわからない単語があっても気にしないようにします。
その単語が全体の流れとはまったく関係ないものかもしれませんし、逆に重要な位置を占めるものなら前後の脈絡から判断できることも多くあります。
ただしポイントとなる部分や設問で問われている部分などは必要に応じて日本語に訳すなど細かく見ていかなければなりません。
長文読解 練習法
・1つの英文を5回〜10回毎日読む
・知らない単語は全体の流れで判断する(どうしてもわからないときは後で調べる)
・日本語に訳さず英語のまま理解するように努める(ポイントとなる部分や設問などで必要なところだけを日本語に訳す)
英語の長文読解はやればやっただけ力がつきます。慣れてくると自分でも驚くほど読むスピードも速くなり、文の内容も理解できるようになります。
長文問題を解くためには基礎となる文法知識は当然必要です。基礎力ができていればいるほど伸びるのでしかっり文法事項を理解しておくことも大事です。